ポケデルゼを統計的に考察する!!
こんばんは、ググです👋
今日はタイトル通り!
ポケデルゼを統計的に考えてみようと思います!
適合度検定を使って、
ポケモンを考察していくぜ!
まずは今回検証するおもちゃである、
ポケデルゼをご紹介します!
ポケデルゼとは
ポケデルゼとは、ポケモンの小さなフィギュアであるモンコレを使った対戦玩具です
対戦方法は至ってシンプル。
モンスターボール状のおもちゃの中に、
ポケモンフィギュアのモンコレを格納し...
投げる!
するとバネの力を利用して、
モンスターボールが展開!
弾け飛ぶピカチュウ
そしてモンスターボールは
サイコロのような形に変形。
サイコロの各面には1〜6の値が割り振られており、
出た目の大きさを競い合うおもちゃです。
ついてくるフィギュアもかわE
かわE超えて、かわFやんけとはこのこと。
モンスターボールごとによって
割り振られる数字が異なります。
合計21になるように調整された
6枚のシールが付属しており、
各面に貼り付けることで面の数値を
ユーザーが決めることができます。
ちなみに、
私は1〜6の値が一つづつ。
友達は1と6が無く、
そのかわり2と5になってました。
合計が21になるのであれば公平なのですが、
ここで環境破壊ポケモンが現れます。
普通のモンスターボールより大きなボールから
繰り出される大きなピカチュウ。
すごく...大きいです。
驚くなかれ、
すごく大きいのは体だけじゃない。
各面に貼り付けるシールをご覧ください。
数字もでけえええ!!!!!
普通のポケモンが合計21に対して、
ダイマックスは合計35。
強スギィ!!!!(卒倒)
この情報を頭に入れて広告を見ると残酷です。
通常ポケモンでは出せない火力である7で、
新入りのヒバニーを圧倒しているという
光景なわけです。
しかし、漢には負けられない時がある。
ダイマックスに勝つために、
ポケデルゼを統計的に考察して行こうと思う!
-勝つための準備-
1.タイプタグ
ポケデルゼには実はドーピングアイテムが
ございます。
それがこちら、タイプタグ!
1つのサイコロの面の数字に+4する魔法アイテム!
これを狙って出せたらパワー10という、
ダイマックスでも出せない火力を出せる!
2.統計学
私、思うんですよね。
このサイコロって本当に全ての面が出る確率は
同じなのかなって。
もし、このサイコロの出る面に偏りがあるならば、
それを加味して数字を配置したら勝ちやすくなるのでは!?
欲を言えば。
このタイプタグを毎回出せれば勝てるんじゃない!?
-ようやく本題-
今回は統計検定2級の出題範囲である、
適合度検定を用いて、
このサイコロを検定にかけようと思います。
具体的には、サイコロを振った結果に対して
適合度検定をかけまして、
サイコロの出目に偏りがないかを調査します。
偏りがあれば、
ある程度値を操作できるかもしれませんからね!
オラワクワクしてきたぞ!!
適合度検定の準備を始めるぞ!
-適合度検定とは-
適合度検定は、ある事象の確率が明らかな際に
実測の結果がある確率分布に従っているかを調べることができます!
つまり...
サイコロの出目に偏りがないかを
調べることができます!
サイコロの出目は普通1/6。
120回振ったら20回づつ出るのが普通ですよね。
ここで6の目だけ25回出たとします。
この5回って偶然なのかな?
それとも必然(5が出やすいサイコロ)なのかな?
を調べることができます!
今回は120回ポケデルゼを振り、
ポケデルゼの出る目が有意なのかを検定します。
適合度検定の実施方法はこちら。
120回ポケデルゼを投げたときの各面が出た回数
-
120回サイコロを振ったときの理論値20回
を
120回サイコロを振ったときの理論値20回
で割り、
それを全ての面で計算して合計する。
というものです。
この計算で出てくる数値は検定統計量と言われ、
昔のえらーい人達が
考えた確率の分布に従うとされます。
これに従わない場合、
このサイコロはおかしいイカサマサイコロだ!と
言えるわけです。
統計学における検定はある値を変換して、
検定統計量という意味ある数値作り、
昔の人の考えた確率と比較して、
良いとか悪いとかというという行為なわけです!
よく教科書で出てくる説明は以下みたいな感じ。
ちなみに今回は理論値が既知で、
実測値が判明している場合、
実測値が理論値に適合しているか、
その適合度を検定しようというのがこの記事の趣旨であります。
適合度検定にはカイ2乗検定が用いられますので、
先程の計算式で検定統計量を抽出した後に、
カイ2乗分布の値と比較して大きければ片側5%の確率で棄却できるのか否かを調べたいと思います。
に、日本語でおけ...
統計検定2級的には...
理論値や一般的に〜と言われているときたら、
適合度検定!カイ2乗!
(実測値-理論値)/理論値を足す!
くらいで良いんじゃないかな!笑笑
よし、早速ポケデルゼを120回振ります!
出るぜ出るぜ...ポケデルゼ!
やっぱ楽しいなこれ!笑
と思ってたのも束の間。
30回で早くも飽きた
50回でなんでこんな企画を思いついたのかと後悔
正直70回以降の記憶がない。
マジの地獄
意識も絶え絶えになりながら終わりました...
もうこんな企画、
二度とやらないらぁ!(金麦)
さて結果を書き出します。
出現回数
1 19回
2 11回
3 9回
4 26回
5 21回
6 34回
ぱっと見、偏ってるのでは...??
と思いますが、
結論を急ぐなかれ!
さっそく検定だ!
先ほどの先で計算すると
21.8という検定統計量が出てきた。
あとはカイ2乗検定という、
昔の偉い人の考えた統計的な分布に合致してるかを
確認します。
これに合致してない場合は、
普通に考えておかしいことが起きている
↓
このサイコロはイカサマダァ!!
となります。
悪魔的ダァとなります。(念押し)
はてさて、結果はいかに。
結果は...11.070でした。
私の実験結果は21.8でしたので、
オーバーしています。
故に、通常では起きないことが
起きていると言えました!
ポケデルゼのサイコロは
通常の各目の出方が等しい
サイコロとは異なる
と言うことができました。
これはあくまでも、
通常のサイコロ(各出目が1/6で出る)
とは異なることが言えただけです。
6ばっかり出る最強ピカチュウ
ということではないのでご容赦してください!
ダイマックスピカチュウを持ってないのであくまで、なんとも言えませんが、
もしかしたら割と通常ピカチュウでも戦えるのかもなぁ〜程度に考えてくださいね!笑
最後にポケモンを勝たせるのはあくまで、
トレーナーの私であり、君なのだからね!!!
最後に
統計検定2級の勉強を活かしたいなと思い、
この記事を書きました。
ポケモン×統計検定2級
新しいことができたんじゃないかと思います!
やってて私もワクワクできたし!
この発見をもとに、
一人でも多くのポケモントレーナーに
幸あらんことを!
最後になりますが
検定のやり方間違ってたりしたら
教えてもらえると嬉しいです😊
次回の実験について
この実験を行う上で、
サイコロの目だけでなく、中に入っているポケモンも重要なんじゃないかと思うようになりました。
ピカチュウ先輩は小さいけど、
重めのポケモンだと、
ポケデルゼの開く動作に影響あるんじゃないかな??
なんて思ったり。
こんどはピカチュウと重いポケモンをバトルさせて、その結果を二項分布の検定にかけようかな!?
100回くらいは試合させないと結果出なそうだから、
合計200回くらいポケデルゼ投げなきゃなぁ...
つ★ら★そ★う
終わり