あと少し、もう少しを読んで。
こんばんは、ググです。
今日は「あと少し、もう少し」の読書感想文
この本は2019年本屋大賞受賞作家の
瀬尾まいこさんの本です。
私は本の帯に騙されて、2019年の本屋大賞はこの本なのかと思いましたけどね。
この帯、ちょっと汚くないですか!?笑
いつから本屋大賞と錯覚していた??
新潮文庫ォォォ、、、!
でも結果として、この本に出会えてよかったです。
とても希望に満ちた良い話でした。
この本は、陸上部の駅伝を題材にしたお話です。
厳しい先生が旗を振っていた陸上部。
しかしその先生が去ってしまい、新しく美術担当の上原先生が駅伝を取り仕切ることになります。
また、メンバーも足りていないので、ムードメーカーのジロー、暴れん坊の大田、スカした渡部といったメンバーをスカウトし、駅伝に臨むというお話です。
とても面白かったです。
話の描き方がより面白さを引き出したのだと感じました。
その描き方とは、最後の駅伝大会を走者6人、それぞれの視点から語るという方法です。
各々が抱えている悩みや葛藤。それを他の他者から影響を受けて乗り越えていく姿。
なんでもないと思っていたことが他者に大きな影響を与えていたり、また与えられていたり。
自分もただ頑張っているだけで他の人に何か良い影響を与えてると思うと、前向きな気持ちになれますよね!
あとあと、
上原先生も良かったですよね!
要所要所でしっかりいいこと言う、いい事やる。
大人ならではの役割ですね!
上原先生視点では描かれることがなく、
よくわからない。
中学生が感じる先生のような存在感が滲み出てますよねっ!
大人もただの人なので、
上原先生視点も見てみたいですね〜!
色々な想像ができるいい本ですよね。
こうして私がくだらないブログを書くことも、
誰かに良い影響があったら嬉しいと思います。
オワリッ!