Mini-z道〜そして伝説へ〜

ミニッツ初心者2人のさまざまなアレコレ

トレカのアプリ化。カードの未来はどっちだ!?

こんにちは、ググです。

 

今日は

 

トレカのアプリ化。

カードの未来はどっちだ!?

 

ということでやっていきます。

 

 

最近は猫も杓子もアプリ。

その流れはトレーディングカードゲーム

にも押し寄せています。

 

自分はデュエマ→ヴァンガード→マジックと遊んできていて、アプリ化について色々思うことがあるのでまとめておこうと思います。

 

自分はカードのアプリ化について、

正しいけど未来はないなぁ...

と思っています。

 

アプリの方が紙よりも優れているけれど、

構造上、致命的だと思うことが2点あります。

 

1.ライバルが増える

 

2.スピード感がない

 

 

こちらを一つづつ説明していきます。

 

1.ライバルが増える

トレカは昔からある課金ゲー。

私はそう思っています。

 

紙のトレカは性質上、将棋や囲碁、トランプなどの娯楽に近く、テレビゲームなどとは縁遠い存在でした。

 

将棋の駒に定期的に新しいものが追加されて、

それを買って遊ぶみたいなイメージが近いかもしれません。

 

駒が魅力的だったり、以前のものより強かったりするので、新しいものを買い足して戦う必要があるわけですね。

対人の頭脳戦というところも将棋っぽいと思います。

 

テレビゲームはどうかというと、以前に比べてとてもハイクオリティになり、複雑な世界を表現できるようになりました。

しかし、トレカはその地位を根本から脅かされることはありません。

 

それは対人のコミニュケーションがあるからです。

ただ、それがアプリになると、

カードゲームにあったアドバンテージである対人のコミュニケーションが失われてしまうのです。

 

100枚未満のカード固まりであるデッキで表現できる勝負や物語性の複雑さはあまりにも低く、

それを凌駕する完成度のものがゲームの世界には溢れてます。今は複数人で架空のモンスターだって狩れる時代ですからね。

 

テレビゲームと同じ土俵に、

対人コミュニケーションというアドを捨てて、

丸腰入っていくのがカードのアプリ化だと思います。

 

そんなこと言って、

将棋や囲碁はトレカより駒やカードが少ないが、

アプリの登場で滅びてないじゃないか。

 

そう思えてくるのですが、

将棋アプリが月額20000円かかるとかだったらどうですかね。競技人口減りますよね。

 

基本無料というのも、

囲碁も将棋もなくならない理由なのです。

さらにいえば、囲碁や将棋などはルール、パワーバランスが完璧です。

数世紀にわたって遊ばれてきただけあって、

ルール上の欠陥や、パワーバランスの不備などは皆無です。

(まぁ、これはプールが増えないというのが大きいのですが...)

 

とにかく、無料で完璧なパワーバランスであるが故に極めればどこまでものめり込めるのが囲碁や将棋といった歴史ある娯楽です。

 

そこに来るとカードゲームは脆い。

性質上、以前のカード以上の強さのカードでないと買ってもらえず、ゲームが存続できない。

 

しかし強いカードを刷ると、ゲームバランスの維持がとても大変になる。

 

テレビゲームのように複雑なこともできないし、囲碁や将棋のように完璧なパワーバランスを保ち、競技性を向上させることも難しい。

その上とてもお金がかかる。

 

テレビゲームの土俵に入っていくことで、

表現力が低くて、お金のかかるゲーム。

そういうものと捉えられてしまうんじゃないかと思います。

 

 

2.スピード感がない

カードは基本的にパワーバランスの調整などもあり2ヶ月から半年ごとに新しいカードが追加されます。

 

これは紙ではちょうど良いペースですが、

アプリになると遅すぎます。

 

紙の時代、小学生は平日であれば15時ごろから遊び始め、17時半に帰宅するとして、2時間半しかカードで遊ぶことができませんでした。

 

一方でアプリでは15時から何時まででも遊ぶことができます。

 

アプリ化したことによって、

カードで遊ぶ時間が増える、

飽きるスピードが速くなるという現象が起きます。

 

近年のカードの環境の推移は高速化しています。

それもカードで遊ぶ時間が増える、試行回数が増えるからですが、数日もすれば新たに追加されたカードたちもおおよそ遊び尽くされてしまうわけです。

 

大人たちは1週間もすれば環境にあるカードを理解し、おおよその環境デッキ群に目星をつけます。

 

予算の関係で買えるカードの枚数が少ない(よりカードプールの少ない)子供たちが遊ぶ時間が増えたらより速く飽きてしまうことは想像に難くありません。

 

しかし、カード発売スピードを早めることはできません。

テストプレイ、開発の時間がかかるし、

そもそも買う側のお財布は有限なので、

速く発売すれば良いかというものでもありません。

 

カードゲームは消費するのに

大きな費用がかかるのです。

 

 

 

上記より

 

カードゲームという娯楽がテレビゲームの枠で戦うことには無理があると思っています。

 

ならば、アプリ化しなきゃいいかといえばそういうわけでもなく、ジリ貧です。

 

子供たちは小さい頃からアプリで遊んでいるので、紙にしがみついていても見向きもされなくなることは目に見えています。

 

だからアプリ化するしかない、

しかし、アプリ化するとライバルが強すぎて、

存在感がなくなる。

 

これが今の現状だと思います。

 

 

 

ではどうしたらいいか!

 

テレビゲームの土俵でカードゲームというアナログな存在が戦うから良くないと思います。

 

VR、ARといった存在でモンスターとか飛び出させたりして、

カードの表現力を増強するような方向に進化すれば...

 

なんて思いますが、

それでも飽きられてしまう気もしますね。

 

別に対人のコミュニケーションが無くなるから、

アプリなんてけしからん!

 

そういうことを言いたいのではなく、

カードゲームという構造がよくないよなぁと思った次第です。

 

長々と書いてれば何か良い案が思いつくかと思いましたが、思いつきませんでした。

 

自分じゃダメみたいです

 

何か良いアイディアがあれば教えてください。

 

終わり