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ミニッツ初心者2人のさまざまなアレコレ

そして、バトンは渡されたレビュー!感動と涙は違う??な話。

こんにちは、ググです。

 

「そして、バトンは渡された」レビュー!

感動と涙は違う?!

 

というタイトルでやっていきます。

 

この作品、感動!大号泣!という触れ込みで、

よくメディア露出しているのですが、

私は感動はしませんでした。

 

私は面白いし、泣けるんだけど、

感動はないといった感じです。

もちろん、感動できなきゃダメだと言ってるわけではありませんが。

 

泣けるけど感動はないという不思議なお話でしたので、その理由を考えてみました。

 

後書きで女優の上白石萌音さんが、

「本作はお母さんのご飯のよう」

と言っていたのを見て、自分の中で腑に落ちたのでブログにしました。

 

「本作はお母さんのご飯のよう」だからこそ、

涙は出るけど、感動はそこまでという感じだったんだなぁと思います。

 

さて、早速説明していきます。

 

1.何故この作品は泣けるのか?

この本、めちゃめちゃ読みやすいし、

大変に泣けます。

しかも面白い。

 

特殊な家族における絆が感じられるラストで、

おいおい泣けました。

 

優子ちゃんのヴァージンロードを

森宮さんが連れて歩くところは、

本作屈指の名シーンだったと思います。

 

あんなことになって泣かない人いる!?

って感じのラストでした。

 

一方で、

物語で何か大きな出来事があったかというとありませんでした。

 

「そしてバトンは渡された」の題の通り、

人間の人生のバトンが渡され、繋がれていく様を描いているのでそれも仕方ないことです。

この本は短すぎたのだと思います。

 

1番の大きな出来事って、

優子が友達にハブかれるとこくらいですもんね。

 

とはいえ、

物語を通して親を全うしようとした森宮さんが報われるのは泣けました。

 

ただ、次の日からの私の人生に影響のあるような感動はありませんでした。

 

 

2.何故、感動がなかったのか

感動とは何か考えてみましたが、

私は衝撃だと思います。

 

翌日からの人生に影響を及ぼすような衝撃!

 

これこそ感動です!

 

この作品は人の人生のバトンが繋がれていく様

つまり、過程を描いているのでそういった衝撃がないんだと思います。

(感動がない映画はダメ、面白くないというわけではありません)

 

ただ、感動で大号泣します!!みたいに広告を打つ、メディアには疑問符です。

 

泣けるけど感動はありませんでした。

 

さて、

最初の上白石萌音さんのコメント

「この作品はお母さんのご飯のよう」

こちらのコメントについて考えます。

 

たしかにこの本はお母さんのご飯のようでした

 

とっても読みやすくて、面白い。

 

ただ、人生に影響があるような衝撃もない。

 

 

お母さんのご飯は美味しいですが、

隣のお母さんのご飯をお金出して購入して食べない。みたいな感じでしょうか。

 

 

 

映画とか本みたいにお金がかかるものならば

ガツンとくる劇薬のような...

 

つまり高級レストランのようなご飯でも良かったのかなって思ったり。

 

皆さんはいかがでしたでしょうか!?

よかったらコメントで教えてくださると嬉しいです!

 

おわり!